チタン製のマフラーは錆びないため、水洗いのみでOKということです。チタンのメンテは楽なのかと思い取り付けてみました。
フルエキへ交換して、雨の降るツーリングから帰った後に洗車をしてました。洗ったはずなのに、エキパイへ虫の死骸など色々付着してます…((´д`))
水洗いだけでは、実際はキレイに汚れてますwww
チタン用のケミカルはほぼ存在しない
チタンマフラーをキレイに保つためどんなケミカルが使えるか、調べてみました。結果、チタン用のケミカルはほとんどというか、限りなく無いです…
水洗いした後にきちんと拭き取らないと残念な状態になります。特にサイレンサーみたいに目立つ場所では、拭き残しが気になります。
マイクロファイバーを使って水洗いだけでは、水滴が残ってしまうのでもう一度リサーチし直しました。
汚れはブレークリーンでひたすら磨く
r’s gearのラインアップ『ワイバーン(チタンのフルエキ)』のメンテ方法 に、ブレークリーンを推奨していました。(現在、公式ページでは削除されたようです。)
ホームセンターで買ってきて早速こすってみると…
なかなかイイ感じです!!
では、エキパイの汚れた焼きつきはどうか…
少し残ってるけど、だいぶキレイになりました。チタンは硬さがあるのでスポンジを使ってゴシゴシこすれば落ちるかもしれません。化粧を塗るキメの細かいパフを嫁さんから貰ってやってみた結果がコレです。
KファクトリーのHP に、チタンの汚れを放置しない方が良いと書いてあったので、雨上がりに磨いたけど少し残ってしました。結構自分では満足していますが、どうせならばさらに他を試してみよう…
耐熱でクリーナーといえば『プレクサス』。ジュワーっとかけて…
拭いてみると…
全然意味無し!むしろオイリーになってしまい、ブレークリーンで拭き直しましたorz
ということで、チタンマフラーをキレイに保つ為のマストアイテムは『ブレークリーン』で決まりでしょう!
では、まとめです。
チタンマフラー グラデを維持するメンテのポイント
- 水洗いで砂をしっかり落とす
- ブレークリーンでひたすら磨く
しっかり脱脂をしないと、熱が加わると焼けムラの原因になってしまいます。虫など小さなヨゴレは、力をかけ過ぎないように気を付けて何度も往復するように磨けばブレークリーンで大体は除去できます。
今回は軽度な汚れ用に説明しました。もしマフラーの小キズや、ビニールなどのガッツリめの焼け跡を除去したいときは、ピカールを試して下さい。
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ピカールのような研磨剤を使用する場合、注意点があります。力強く拭くと簡単に焼き色が剥がれます。チタンサイレンサーの皮膜は非常に薄いので力の加減に気を付けて下さい。
ピカールでの磨き方
洗車しても消えない水アカの汚れを磨いていきます。焼き色を落とし過ぎないように水でピカールを希釈することがポイントです。
簡単な補修法です。
- 濡れたティッシュへピカール少量
- 傷や汚れと周囲をぼかすように磨く
しっかり濡らしたティッシュ数枚に、ピカール缶フタについた残液くらい少量をつけて汚れを中心に拭きます。水で薄めると研磨効果がかなり穏やかになります。
汚れ(傷)の中心からだんだんボカすように、周辺へと磨きます。グラデーションとの違和感を抑えるために、少し磨いては水拭きするということを繰り返します。
自然な焼き色のように、傷を中心に周囲をボカすイメージで仕上がりが自然になります。
汚れや傷を薄めるだけなら、焼き色の落ちは最小限に抑えれます。完全に磨き切れば傷は消えるけど、焼き色が完全に落ちて素地の色になる可能性があります。
エキパイのようにしっかり焼け付いた部分で試行するとわかりますが、力をいれずに撫でるくらいがいいでしょう。必ず目立たない場所でどれくらい削れるか、試してからやって下さい。
コメント
初めまして。初めて拝見させて頂きました。
チタンフルエキにおいて同じようなお手入れ方法をされておられましたので、情報交換的な意味合いで少しコメントさせて頂きたいと思いまして。
私もチタンフルエキの良いメンテの仕方を検索していてワイバーンの同じものを見て、クレのブレークリーンを使い始めました。もう7、8年は使っています。
チタンフルエキのお手入れの仕方は概ね管理者様と同じです。
ツーから帰宅後洗剤を使い水洗いしてブレークリーンで脱脂。
必要に応じて汚れ?が取れない場合ピカールを使いますが、私はチューブの方を使います。
容器入りと内容物が同じなのかは分かりませんが、チューブの方はそんなに焼け色は取れずに汚れだけが取れる感じです。
勿論しつこくやれば焼け色は落ちます。
それとそれでも取れないモノが残る場合、私はバーナーで焼いてしまいます。
バーナーといっても、火力は焼け色に影響がでず有機物だけが消失してしまう程度の最低限のものです。
結構キレイになります。
まあたまに中々消すのに時間が掛かるまたは消せずに、焼け色に少なからず影響が出る場合が発生します。
だからバーナーを使用する場合、基本焼け色が付いていない個所、または集合部など↓の方で焼け色に影響があっても目立たない場所に限定してます。
もしも万が一焼け色に影響が出てしまっても、ピカールでそれを消す事が可能ですので神経質になることはないです(焼け色は消すだけでなく弱めたり調整可能)。
それらを組み合わせてメンテすれば結構キレイな状態を保てますね。
あ、それと水洗いの時は原液の中性洗剤などで歯ブラシでゴシゴシすれば結構汚れは落ちます。
ブレークリーンの脱脂で落ちなくても洗剤で落ちるモノもありますので、水洗いは洗剤も使用が良いと思います。
少しでもご参考になりましたら幸いです。
>三毛 哲也さん
はじめまして、詳細な情報とコメントをいただきありがとうございます。
検証していなかったこと、知らなかったことも含め他ユーザーにも参考になるのでとても貴重な情報です。
ピカールのチューブタイプは実店舗で見かけてなかったので、今度出かけたときに注視するようにします。研磨剤が含まれるので初期は薄い皮膜が削れて焼け色が少しずつ落ちるということですね。若干の補修への対応といい、ピカールの用途は広さは助かります。
バーナーは試してなかったのですが、エキパイの虫汚れは少し放置してカリっと乾燥すると取りやすいと思っていたので、金属と有機物との接面を分離するとなると似た作用の関与があるかもしれません。よく見える場所の取り扱いは気を付ける必要がありそうですね。中性洗剤はカーシャンプや台所用も使えるのでぜひ実践させていただきます。
現在、アールズギアの公式からブレクリーンのことが削除されているのが残念ですが、いただいた情報はチタンユーザーに対して、本当に有益な情報です。また順に試したいと思います!