PCX のエンスト!原因はプラグとプラグキャップ?

更新が途絶えてましたが、PCXの調子が悪くなってしまい走行不能になりました。ホンダDへ11月に入院し未だ問題解決されていません。

PCXは購入してから約9年、現在の走行距離は18500kmです。
同じように、初期型PCXでエンストトラブルを抱えてる方と情報共有できれば幸いです。

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エンスト症状の詳細

初めて現象が起きたのは、走行中(スロットル開けた状態)に突然失速してしまい、エンストしました。
再始動すると、エンジンは弱々しくかかるけど直ぐ停止してしまいます。通勤途中だったので何度始動を試す内にバッテリー上がりとなりました。

エンスト時のエンジン音

表現しにくいですが、調子が悪くなる前後のアイドリング音です。
(普段のエンジン音)ドッドッドッドッド

(エンスト時のエンジン音)ドッドッ…ドッド

調子悪いときは不規則な息継ぎをします。普通のアイドリングをしているなかで、不規則なエンジンのリズムがあります。
仮にエンジンがかかっても息継ぎ症状で回転数が下がりアイドリング維持できるかそのままエンストします。

アイドリングが不安定なので、回転数を上げればと思いアクセルを開くと回転数が落ち込みます。自走はとてもじゃないけど厳しい。

考えられる要因

現状とりあえず、エンジンはかかるので(すぐエンストしますが)想定されることを整理しておきます。

  • 吸気系のトラブル
  • プラグ類
  • カーボン噛み
  • 燃料ポンプ
  • その他エンジン故障

不安定なエンジンの要因を1つずつ除外していきます。

まず、エアークリーナを外してエンジンかかるか試します。

無交換だったのでそれなり汚れはあります。

そのままセルを回しても特に症状変わらず。吸気系は一旦見送りです。

診断できるかもとホンダDへ持っていくと予想よりハードル高め

診断機でどこが原因か分かればと期待してホンダDへ行きました。しかし、部位の特定にはカウルの脱着が必要なためそれなりの工賃がかかるとのこと。

カウルの脱着、エンジンを開けるとなると費用が青天井になるのでまず簡単にみてもらう様に依頼しました。

原因はまさかのプラグ?

プラグのみ外してみるとターミナル部が錆びて抜けかけてました。店員さんの手持ちプラグで試すと改善。

早速、新品プラグに交換しました。これで走行可能と思いきや、スロットル全開にするとエンスト症状が復活。

その後、担当サービスから燃料ポンプの交換を勧められましたが、さすがに年数経ったPCXに予算の折り合いもあったのでプラグ周り(プラグ、プラグコード、イグニッションコイル)を先に交換依頼しました。

プラグキャップとプラグコード、イグニッションコイルの交換は工賃込みで11,055円。プラグ周りを交換したら、エンスト症状は改善されました。

エンスト症状で交換するリスト

工賃込みの概算です。店舗などにより変動するかもしれないので参考までに。

  • バッテリー:約25000円
  • プラグ、コード、イグニッションコイル:約12000円
  • 燃料ポンプ:約55000円
  • スロットルバルブ:不明

燃料ポンプが故障したら意外と出費が大きいです。同じような症状で悩む方は一度プラグ周りのご確認をしてみてください。

まとめ(追記あり)

不調の原因を特定できないと、最悪の場合廃車も覚悟しなければなりません。せっかく手に入れたバイクを簡単に手放すのは誰もがつらいところ。

私の場合でも場所が発覚するまでに意外と時間がかかってしまいました。トラブルシューティングは近道が無く一つずつトライしていくしかないと思います。

プラグ周りを調整してから、2023年現在1年間問題なく走ることが出来ています。

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コメント

  1. とおりすがり より:

    カーボンかみの可能性はないですか?
    私はDio110JF31ですが、フューエル1投入で振動音がすこぶるよくなりました。
    プラグ、エアフィルターはすでに交換してました。

    • TJ より:

      >とおりすがりさん
      コメントありがとうございます。
      症状が出たとき、私もまずカーボン噛みを疑いフューエル1を投入しました。
      しかし、本件のPCXでは全く改善しませんでした。

      記事にも記載した通り、プラグ周り(プラグコード、イグニッションコイル)の交換で無事に復活することができました。
      パーツ交換後は、すでに3000km近く走れております。

      同様の症状で悩むPCXユーザーに、1つの解決法として共有できれば幸いです。