3月下旬から4月は、春らしい陽気に包まれて走るには絶好なシーズンです。愛知県で桜を見ながら走れそうなルートを実際に走ってきました。
桜を満喫できるツーリングコース
五条川と木曽川堤の位置はそれほど遠くないので、半日くらいで十分に桜を楽しみながら走れれます。
桜の開花情報は公式HPを参考にすると日程調整しやすいです。くれぐれも運転中はわき見して事故しないように気をつけてください!
日本屈指の桜並木が約15km続く五条川
五条川は、さくらの名所100選に選ばれています。五条川は複数の市にまたがって流れていますが桜で有名なのは岩倉市と大口町です。川に沿って延々と桜並木が続き、歩道と車道がそれぞれ川を挟むようにあり景色を楽しみながら走れます。
ツーリングコースとしておすすめは大口町エリア(堀尾跡公園からアピタ大口店までの区間)です。緩めのカーブがあり、車の交通もそれほど多くないため走りやすい印象でした。途中にある橋でぶらりと停車することもできます。
決して道幅は広くはないけどバイクならば問題無く停車できました。景色を楽しむために一息つき、ぶらっと散策できるはツーリングの魅力です。
間近で迫力のある裁断橋
堀尾跡公園にある裁断橋はバイクに乗ったまま目の前まで行くことができました。熱田の精進川にあった橋を復元したもののようですが桜と一緒だと壮観です。
停車すれば公園内を歩きまわることもできますが、降りなくても十分に満足できましたw 風にまって流れる桜がキレイで写真を撮影している人もいました。午前に走ると車道に降り注ぐ木漏れ日がとっても気持ち良いです。
かなり気持ちよく走ることができるので五条川を数本も走ってしまいました。その後、一宮にある木曽川堤へ移動しました。
江南市の県道176号に菜花がきれいに咲いていました。花の観賞が決して趣味というものでは無いけど、五感で四季を楽しむのは心の底からリフレッシュできます。
木曽川堤と138タワー
木曽川に沿って走ると、所々に桜がありました。川の地形に沿った道で走行コースとして飽きないけど、桜を見ることが目的なら五条川の方が楽しいです。
138タワーパーク付近は少し散り始めていました。近くにある県道182号も直線道路の両側に桜が並ぶようにありましたが路面へ落ちた桜に神経を集中させてしまいます。
帰路に向かう途中にあった勝宝寺の桜があまりに立派だったので、思わず停車してみました。半日通して桜三昧のツーリングでした。走行距離は名古屋から往復80km弱と少し短めでしたが気軽にいけたので毎年のイベントとして良さそうです。
普段ツーリングで行くなら走りを楽しめるワインディングロードと決めてましたが、四季を直接感じる景色を楽しむ「ぶらりツーリングの面白み」を感じることのできた1日でした。