CBに純正で付いているシートは、最近のホンダ製バイクによく見られる「伸びるマットな黒色の表皮」で出来ています。
座り心地など気に入らないわけではないが、他メーカーのバイクと比べてデザインは大人しく、少し寂しい気もします。かといって、安い社外品は表皮は耐久性が心配です。地味な純正シートをもう少しスポーティになるようにカスタムしてみました。
シートカスタムの種類・方法ってかなり多い…
シート張替えカスタムをしているバイク用品店「にりんかん」とバイク販売チェーンRB名古屋南の2箇所へどんなカスタムができるか確認しに行きました。
デザインは自由自在 バイク用品店で外注依頼
店員さんに相談すると、主にシートカスタムで有名な会社「マルナオ」へ依頼してるようです。メリットとしてシートカスタムを専門にしている会社なので細かい要望を伝えることができます。シート生地のバリエーションも豊富で、異なる生地の組み合わせもOKです。パイピング(アクセントとなる縁取り)、タックロールやあんこ抜きなど多くのカスタムが可能です。
あえてデメリットを挙げるならシートカスタムの間、バイクに乗ることが出来なくなるので注意が必要です。デザインを決めるためにも、他のバイクのシート形状をみて実際のイメージを想像する必要があります。周りのバイクに付いているシートがどんなのか気になり、CB400SBを購入したRB名古屋南へ物色しに移動します。
リペアを張り替えがメインのバイク販売店
CB400を購入したRB店長から生地のみの変更はリペアもしているのですぐに受け付けれるとのことです。工場にある生地は物によっては取り寄せが必要と教えてくれました。シートが無い期間がなく、その場で解決できるのはありがたいです。
もちろんホンダ、他メーカー純正のシート生地もいけるとのこと。純正って言葉を聞くと耐久がありそうに感じるのは私だけ?(笑) じっくりバイクを見てどんな材質がいいのか吟味しました。
他車種の純正表皮を流用することに決定
同じようなシートでも表皮のパターンが若干違ったりします。色々見回った結果、XJRに付いている純正シートのエンボス(ディンプル加工)のパターンが気に入り、早速店長に相談してみた。
店長:「工場に確認しましたら、1週間かからずできますよ〜」
エンボスの間隔やデザインといい、店長ナイスアドバイス!!
そして意外なことに、純正表皮仕様の方が予算も安かったです。
完成したシート
遠目からは分かりにくいですが、
近くでみると…
さらにアップでみるとwww
エンボス(ディンプル加工)に変更したことで、ブレーキ時のホールド感が良くなり、カーブ時の腰のずらしもスムーズにできます。
完全ワンオフですが、かなり簡単にできるので是非トライしてみて下さい。