茶臼山高原道路は、愛知県設楽町(国道247号)と愛知県最高峰の茶臼山(標高1416m)を結ぶ全長14.2kmの県道です。
茶臼山高原はスキーだけでなく芝桜が有名で5月から6月初旬にかけて楽しむことができます。高い標高を活かして、初夏を快適に走ろうとソロで行ってきました。
名古屋からのアクセスはR153→R257
名古屋を出発して国道153号から国道257号沿いにある道の駅「アグリステーションなぐら」を目指します。単純なルートなはずですが、あいにく途中、伊勢神トンネルで通行規制があったため急遽県道へ迂回しました。
県道490号は、意外と景色がよくラッキーです。
と思いきやその先に行き止まりがあったり、通行規制でさらに周り道をする羽目に…
予定時刻から大幅に遅れつつルートへ復帰でき、道の駅『どんぐりの里 いなぶ』を通過しました。
高原道路の麓にある道の駅「アグリステーションなぐら」
国道153号を東へ進んで国道257号を南下すると、道の駅「アグリステーションなぐら」があります。
売店の規模は大きくないけど、リーズナブルで良心的な食堂「お母さんの店」があります。注文したのは五平餅定食(550円)です。
そばや煮物の味付けが優しく、エゴマだれ五平餅は甘さ控えめでエゴマの風味をしっかり感じれます。エゴマだれ五平餅は過去に「地場もん国民大賞」で銅賞を獲得したようです。
夏季限定の鮎の塩焼きも6月中旬で販売されていました。
緩やかなカーブとアップダウンの起伏が続く茶臼山高原道路
入口(設楽町)から茶臼山(豊根村)へ至る茶臼山高原道路を「入口(設楽町)~天狗棚P」「天狗棚P~茶臼山高原」、高原道路では無いけどぜひ併せて走りたい「茶臼山高原エリア」と3部に分けて紹介します。
スカイラインという名が付かず高原道路であるためなのか、ビューポイントは限定的です。ほとんど木々の合間を走っていく感じですが、登りっぱなしかと思いきや、要所にアップダウンがあり飽きないライディングが楽しめます。
入口(設楽町)~天狗棚P
天狗棚Pまではヒルクライムが続きます。冒頭の区間は舗装状態が良く、かなり走りやすいです。
天狗棚トンネルより前では一部見晴らしが良いところもあります。
行き帰りでガラッと景色が変わります。
トンネルの直前に、標高を示す看板があります。
天狗棚PA
途中停車できる場所はここ以外にもあるけど、高原道路の中で唯一(!?)きちんと停車できるスポットです。
天狗棚は、奥三河棲む霊山として崇らめたそうです。周囲にある園地は整備されており、子供を連れてきたらいい思い出になりそうです。
天狗棚P~茶臼山高原
この区間は景観を楽しめる部分がほとんど無いです。天狗棚Pを過ぎた辺りから路面状態が若干悪くなるものの、堆積物が少なく走りやすいです。
道路鋲や減速帯による路面のギャップを感じないので走りに集中できます。
折元ICを超えて茶臼山高原へ向かう途中、わずかに視界が開けるところがあります。
ビューポイントは少ないけど、高低差ある道とカーブを楽しめます。
茶臼山高原エリア
県道507から右折し、すぐに矢筈池があります。
スキー場周囲を走っていると頭上にリフトを発見しました。
第2駐車場から、スキー場をみる事ができます。夏のスキー場でわくわくするのはバイク乗りだけかも。
茶臼山線を北上すると思わぬ絶景が!
県道506号を西へ進んでT字を左折し北上すると茶臼山線村1道の標識があります。
そこから売木峠へ向かって進むと、茶臼山高原道路より視界が開けてます。
牧場の牛が大量にいました。バイクの音で反応したのか妙に目が合います。。。
見晴はらしが良いのは約1kmとわずかな区間ですが、茶臼山高原道路を走ったらここも一緒に行くとをおすすめします。
その他、周辺施設は茶臼山ぐるりんnet が参考になります。
今回の走行距離は237kmでした。