排気量別にバイクの単価を計算! どのクラスがお得なのか

もし、バイクをkg単位や馬力単位で計算するといくらになるのか。興味本位でステーキみたいなオーダーとして排気量ごとに考察してみました。

大人になって周りでバイクから降りる人を多くみかけます。バイクへ乗り続けていると、良く友人との会話で「バイクは趣味」と語られます。たしかにバイクは車のような積載性がありません。しかし、ソロでの移動手段となれば良コスパだと内心で考えています。

バイクは本当に贅沢品なのか、日頃の疑問を払拭するために独自の視点で考察してみました。

カタログ値から単価を計算

排気量ごとに代表的なモデルについて、税抜きの車両価格、最高出力、最大トルク、車両重量をピックアップしました。パワーウェイトレシオは1馬力あたりの重量で加速性能を表す指標です。

カタログの数字だけでもちろん乗り心地が決まるわけではありません。比較によって何か見えればとkg単位や馬力単位の価格もそれぞれ算出してみます。

原付(50cc)クラス

スクーターのジョルノ とビジネスから定評のあるスーパーカブ を例に見てみます。

ジョルノスーパーカブ
車体定価(税抜)180,000215,000
車両重量(kg)8196
最高出力
(kW [PS])
3.3 [4.5]2.7 [3.7]
最大トルク
(N・m[kgf・m])
4.1 [0.42]3.8 [0.39]
パワーウェイトレシオ
(kg/PS)
18.0025.95

参考にタントのパワーウェイトレシオは、NAで17.9 kg/PS、ターボで14.7 kg/PSです。原付の加速感は体感的に同意できます。

kgあたりの単価

  • ジョルノ:2,222円
  • スーパーカブ:2,240円

車両本体だけでみると1kgあたり2,000円はやや高く感じます。でも、軽自動車ならオプションつければ単位質量あたりの価格は同程度になりますし、生産コストを見ればむしろ良心的な価格です。

PSあたりの単価

  • ジョルノ:40,000円
  • スーパーカブ:58,108円

馬力あたりの単価は、原付クラスの場合軽自動車のタントNAで27,308円となるのでやや高めです。

原二(125cc)クラス

比較するのは私の通勤スクーターとして活躍するPCXとCB125Rです。

PCXCB125R
車体定価(税抜)317,000415,000
車両重量(kg)130127
最高出力
(kW [PS])
9.0 [12]9.8 [13]
最大トルク
(N・m[kgf・m])
12 [1.2]10 [1.0]
パワーウェイトレシオ(kg/PS)10.839.77

国産コンパクトカーのパワーウェイトレシオが10前後です。原二クラスは街中を機敏に走る走行性能の目安になります。

kgあたりの単価

  • PCX:2,438円
  • CB125R:3,268円

ビジネス用途の需要もあるためか、重量あたりコストはまだ控えめな印象です。CB125Rは実用性だけでなく所有感も満たせるデザインなので少し高めな金額も納得です。

原二のロードスポーツモデル「CB125R」が展示されていたので、じっくり見てきました。国内の125ccネイキッドはカワサキのZ125...

PSあたりの単価

  • PCX:26,417円
  • CB125R:31,923円

PCXは、コンパクトカー並みの動力性能に加え、コストも抑えられた優秀なバイクです。

250ccクラス

このクラスになると、好みで選ぶモデルの幅がグッと広がります。比較対象はネイキッドモデルのCB250Rと高性能スポーツモデルのCBR250RRです。

CB250RCBR250RR
車体定価(税抜)513,000730,000
車両重量(kg)144165
最高出力
(kW [PS])
20 [27]28 [38]
最大トルク
(N・m[kgf・m])
23 [2.3]23 [2.3]
パワーウェイトレシオ(kg/PS)5.334.34

kgあたりの単価

  • CB250R:3,563円
  • CBR250RR:4,424円

CB250Rは高いデザイン性ですが装備をシンプルな構成が効いているのかコストはそれほど125と変わりません。一方250ccクラスで豪華装備のCBR25RRはkg単価が高くなります。CBR250RRは良質なお肉って考えて、電子制御などオプションの装備分があるのでコストが上がるのはいたしかたない。。。

90年代にF1みたいなサウンドを奏でたCBR250RR。憧れのバイクがニューモデルとして再登場したので早速試乗してきました。

PSあたりの単価

  • CB250R:19,000円
  • CBR250RR:19,211円

数字を並べて気付いたのが排気量が大きくなるほど、1馬力あたりの単価が安くなってきます。

400ccクラス

対象はもちろん(?)CB400シリーズです。

CB400 SF/SB
車体定価(税抜)804,000 / 946,000
車両重量(kg)201 / 206
最高出力
(kW [PS])
41 [56]
最大トルク
(N・m[kgf・m])
39 [4.0]
パワーウェイトレシオ(kg/PS)3.59 / 3.68


量産モデルのスポーツカーなら余裕で勝負できるスペックです。

kgあたりの単価

  • CB400SF:4,000円
  • CB400SB:4,592円

CB400SFの数字がキリが良すぎて狙って決めたように見え実態が気になります。開発時期は新しくないけど熟成されたエンジンと当時かけた開発費用と考えれば妥当なあたりでしょう。

PSあたりの単価

  • CB400SF:14,357円
  • CB400SB:16,893円

SFとSBはカウル+αの価格差って認識ですが、馬力換算だとSBは不利になってしまいます。

大型クラス

大型は無差別級で比較する選択肢が多いので大別して600cc代とリッタークラスで切り分けます。対象はCBR650R CB1300シリーズ です。

CBR650RCB1300 SF/SB
車体定価(税抜)960,0001,374,000 / 1,474,000
車両重量(kg)207268 / 274
最高出力
(kW [PS])
70 [95]81 [110]
最大トルク
(N・m[kgf・m])
64 [6.5]118 [12.0]
パワーウェイトレシオ(kg/PS)2.182.44 / 2.49

大型バイクのパワーウェイトレシオは、フェラーリなどスーパースポーツに匹敵します。CBR650Rは車重が軽く、出し入れなど扱いやすそうです。

kgあたりの単価

  • CBR650R:4,638円
  • CB1300SF:5,127円
  • CB1300SB:5,380円

kgあたりの単価は原付の倍となり、さすがに数字で差が表れます。高級車の価格帯を上回ってしまうと、いくらビックバイクの装備が豪華とは言え、贅沢だという意見を否定しにくいです。

PSあたりの単価

  • CBR650R:10,00円
  • CB1300SF:12,491円
  • CB1300SF:13,400円

1馬力はだいぶ下がってきてました。CBR650Rは大型のなかでもコスパの良い類と言えます。

まとめ

車重当たりの単価は、排気量が大きくなると上がりました。一方、馬力あたりの単価は、排気量が大きくなるほど下がりました。

全体的にみると、原二(125cc)クラスまでは車と比較して遜色なくコスパが良さそうです。大型の600ccクラスも比較的コスパに優れそうです。

お手持ちのバイクがどれくらいのコストか、是非計算してみてください。

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