ホンダの熱意を垣間見た! PCXフルモデルチェンジ 

CBの新型を調べようとしたら、ホンダの公式HP よりPCXフルモデルチェンジ(JF56)の発表されました。
販売開始は2014年4月24日!

先に結論を言ってしまうとPCX買うなら、“絶対フルモデルチェンジした新型がオススメ”です!

マイナーチェンジから日数が浅くも感じます…フルモデルチェンジは我々ユーザーの声が届いたのか、国内販売にもしっかり力を入れてくれたホンダの本気が見えます。

大きな変更点としては、

  • 新設計のフロント・リアカウル
  • 全灯火器類のLED化
  • 時計、平均燃費計を装備した新メーター
  • 旧モデルより大容量の8.0L燃料タンク
  • シートの形状とシート開閉時のストッパー機構
  • フロント左側のグローブボックスにアクセサリーソケットを装備
  • ハンドルロック時に、キーシャッターの自動的クローズ機構
  • ハザードスイッチを装備
  • リアボックスの取り付けを容易にするための脱着可能なカバーをリアカウルに装着

盛りだくさん過ぎwww
車体カラーは、レッド、ブラック、ホワイトの3色です。メーカーHP より2017年2月にさらに色が追加されなした。

さて、私が乗る初期モデルのPCXと比較すると…

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各部の詳細

新設計のフロント・リアカウル

よく見ないと分かりにくいけど、ライト形状が変更されたことで少しフロントのボリュームはコンパクトな印象になりました。テール周りはウィンカー部分が従来のマットブラックから車体色に合わせたカラーになっています。

(順に新型と初代PCX)

全灯火器類のLED化

新型の方がライトのデザインがイケてる。LEDの配色を変えたカスタムなど流行りそうです。消費電力が少ないLED化により、バッテリーへ負担の心配なくアイドリングストップも使いやすくなります。

(順に新型と初代PCX)

(新型リアビュー)

時計、平均燃費計を装備した新デザインのメーター

CBの新型と同じように、インフォメーション量がようやく充実しました。時計が有ると何かと便利です。

(順に新型と初代PCX)

旧モデルより大容量の8.0L燃料タンク

前回のマイナーチェンジでは初期モデル(6.1L)より減ってしまっていましたが、今回はタンク容量が大幅に大きくなりました。利便性からも見てもスゴイことです。私のPCXは平均燃費40km/Lなので、航続距離は1回分の給油で320kmとツーリングなども使いやすくなってます。

MC時に変更したeSPエンジンの一部改良と、転がり抵抗の少ない低燃費タイヤへ変更したことにより、燃費が若干上昇しています。
(初代:53.0km/L⇒MC後:53.2km/L⇒新型:53.7km/L)

さらに航続距離は長くなるので、私の場合月に1回給油すれば十分です。

バックレスト一体型の新形状シートと、シート開閉時のストッパー機構

(順に新型と初代PCX)

以前までのシート開閉の問題点、ついに解消されました…orz
シート地にはデザイン性と耐久性を考慮したダブルステッチを施し、質感の向上もしています。

フロントパネル左側のグローブボックスには、500mlのペットボトルを収納可能な容量を確保し、アクセサリーソケットを装備

旧型のグローブボックスは名前の通り手袋しか入りません。ビクスクみたいに電源装備と豪華になりました。スマホのバッテリーもバイクで充電出来ますね。

この他にもキーシャッターの新機構、ハザードスイッチの追加等あります。
以前インプレや、初期型モデルの利便性を向上させる為のカスタムポイントを挙げていましたが、モデルチェンジでしっかり改良されています。新しいPCXは、通勤だけに使うのは勿体無いくらい装備が充実しました。

もし旧型から新型と同じような装備になるまで改良すると一体いくらかかるのか…もう少し早くホンダが動いてくれていたら、迷わず新型を選択できたのに!