PCXを購入して4年半経過しました。効果持続期間が3年というガラスコーティングをホンダDで納車時に施行しました。すでに交換期間を過ぎているけどせっかくなのでレビューしときます。
PCXの保管状況
コーティング後それほど気にする必要もないと考えバイクカバーをかけずほぼ青空駐車をしてたため、約2年半で塗装の一部に劣化が見え始めました。
全く同じコーティングを車検時に行なったCB400SBの場合、施行から3年半経っても劣化というか変化は無しです。CB400SBでの保管はカバーをかけていたため塗装面だけでなく樹脂パーツの劣化も少ないです。PCXでの塗装劣化は青空駐車による紫外線が劣化の原因と判断して塗装劣化の進行を防ぐために、以前CB400SB用で使用してたカバーをPCXに普段乗らないときはかけるようにしてみました。
特にリア周りの劣化が目立つ
クリアの劣化により艶が消え失せて、表面を触るとザラつきがひどいです。雨水などの水滴に残りやすいためなのかリア側のみに影響があります。1番症状がひどいのはリアスポイラー(クラブレールカバー)のセンター部分です。リアボックスを乗せるところといった方が伝わるかもしれません。
フロント側の塗装部分は以前と同様、特に問題有りませんでした。リアスポイラーのセンター周り以外にも、シートとクラブレールに沿った塗装部分にも劣化してる部分が散見されます。症状は表面が白く曇ってザラつくというので同じです。
思い切ってコンパウンドを使って劣化した塗装を削る
リアスポイラー付近と劣化している範囲が限局してたので、思い切ってやってしまいました。磨いてダメなら交換しようと。。。使ったのはホームセンターでもよく見る車用鏡面仕上げのコンパウンドです。
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クリアがどこまで侵食されているか確認をするために水をかけてみると、濡れている状態では滑らかに見えました。クリアまでの問題ということは判明したけど表面からどれくらいの深さの劣化なのかは不明なため少量のコンパウンドを濡れたウエスに付けて徐々に磨きます。
最終的にはウエスにコンパウンドを10円玉くらいの量を2回分でいけました。拭いたクロスは劣化したクリアのせいか黒ずんでました。1回目でくすんだ部分は想像以上にキレイになりましたが、ムラが無くなるよう2回目は軽く全体にかけました、
最後はお決まりのプレクサスを使ってコーティングして保護しておきます。
コンパウンドとプレクサスによる結果
1番ひどいリアスポイラー中央部の白ボケは無事解消し、艶が復活しました。
もちろん他の部分もきれいに仕上りました。
失敗していいかと割り切ったとしても、上手くいけばやはりうれしいです。
まとめ
赤色が色の性質から退色しやすいことがあり得ます。しかし、リア周り以外は無傷な状態だったので雨上がりなど水が溜まりくウォータースポットが原因と考えられます。
スクーターは外装パーツの割合が多く劣化の影響が目立ちやすいです。バイクへ乗る度に気にしてたら、楽しさが半減しまいます。思い切ってコンパウンドで削って良かったですが、劣化は避けにくいので定期的にプレクサスなど予防に気を付けてみます。
やはり日頃のメンテが大切です。