兵庫県神戸市にあるカワサキワールドへ行ってきました。カワサキワールドは川崎重工グループの企業型博物館であり、バイクだけでなく、飛行機や船舶、新幹線など家族で楽しむことができます。
カワサキのバイクといえば独特のこだわりがあるイメージがあります。私のバイク人生ではまだカワサキ車に触れる機会は少ないですが、どんな魅力でカワサキ車を選ぶのか、バイク乗り目線でしっかり偵察してみました。
建物は神戸海洋博物館と併設されており、入場券は共通なのでどちらも一緒に観ることができます。
体験型展示が豊富なのでみんなで楽しめる
ヒストリーコーナー
入口からすぐに、創業者の紹介と1世紀以上の川崎重工グループの歴史が展示されています。
川崎重工のはじまりである、造船業から多角的な経営の歴史への遷移や、戦後の航空機用エンジンなどあります。
モーターサイクルギャラリー
最新のスポーツバイクNinja H2や往年の旧車が展示されています。世界的にも圧倒的なスペックをもつH2は、航空産業の空力技術やガスタービン発電の技術応用によるエンジンなどグループで培ったノウハウが凝縮されています。
最高速300km/h以上を叩き出すカワサキのモンスターバイク、マシンの輝きが凄いです。
Ninja H2のブースを超えると古いカワサキのバイクがずらりと並んでいます。
市場ではもうお目にかかることがない車種ばかりです。
カワサキでネイキッドの代名詞、Zシリーズです。
モーターサイクルギャラリーの終点近くには、サーキット体験の出来る「RidEX」があります。
スクリーンに投影された走行映像に合わせて自分でコーナーリングの気分を味わえます。
マシンはあくまでセルフで重心を変えて傾ける必要があります。
アクセルやブレーキなど、マシンを自由にコントロールして映像が変化するわけでは無いので、あくまで雰囲気を味わう感じです。
陸、海、空、3つのゾーン
陸のゾーンでは電車や新幹線、海のゾーンはジェットスキー、空は飛行機やヘリコプターと幅広く体験できるものがたくさんあります。
存在感のある新幹線の車両。客席側の車両はもちろん、運転席にも入れます。
普段新幹線で注目しないような場所も隈なく見れてしまいます。
海ゾーンにある3人乗りの水上バイクと空のゾーンにあるフライトシミュレータです。
フライトシミュレーターは神戸の上空を旋回できます。
水上バイクはコースが2種類選べます。
水上バイクの上部にはファンがあり、送風によって体感度が増します。
平日の夕方なら待ち時間は全く無し
平日だとカワサキワールドのシミュレータだけでなく海洋博物館での操船シミュレータやクレーンシミュレータまで、ほぼ独占状態でした。
土日や修学旅行で時間帯によって待ち時間があるようです。何度でも挑戦してみたい、いろんな体験を満喫するなら夕方がおすすめです。
まとめ
カワサキのライダーはもちろん、体験コーナー数が多いため、家族連れも行きやすいです。
見どころが多いので、全部を見るなら2時間以上は予定しておくべきです。
神戸港は他にも観光したい場所がたくさんありますが、メリケンパークやクルーズと合わせて是非計画してみてください。