通勤で毎日使用しているPCXの走行距離が、12,780kmになりました。オイル交換など活動してたけど、暑さに負けて走る気力がなく、ゴロゴロしてました。何度も台風の直撃があり、バイクカバーが破れてしまって新調したりしてました。
スリップサインに到達した純正タイヤ
さて、納車時から履いてた純正タイヤは順調にスリップサインまで到達しています(爆)
市街地の単調なストップ&ゴーの繰り返しにより、リアは典型的な台形減りです。フロントは溝が残っているけど劣化がひどく、全体的にひび割れています。
PCXのタイヤサイズと適合モデル
PCX(JF28)の純正タイヤは「IRC SS-560」で、サイズが「フロント:90/90-14 M/C 46P」、「リア:100/90-14 M/C 51P」です。
※現行モデル(JF81)はタイヤサイズが「フロント:100/80-14M/C 48P」、「リア:120/70-14M/C 55P)」です。
PCX タイヤのモデル一覧
PCXの発売当初はタイヤの種類が限られてましたけど、しばらく経って調べると各メーカーからいろんなタイヤが登場してました。シェアの大きなところで、国産にブリヂストンの「BATTLAX SC」、ダンロップの「RUNSCOOT D307」、海外はミシュランの「CITY GRIP」、ピレリの「DIABLO SCOOTER」があります。
インプレをみると、直進の安定性はDIABLO SCOOTERが良く、パターンによる排水性でCITY GRIPが高いウェット性能のようです。CITY GRIPは派手なパターンで存在感があって個人的に好みです。
ダンロップはコスパとバランスに優れ、接地するタイヤのRが純正に近いです。ブリヂストンはダンロップよりRがやや緩やかなで、直線性が良さそうです。国産タイヤは温度依存が少ないので街乗りは安心です。
たまにはミシュランにしようと思い、用品店へ行くと在庫なしでした。店員さんから、純正に不満が無ければとD307を勧められました。
PCXに乗る場合、速度をセーブしつつ無理をせず、雨では車を使用するためオススメされるがまま、D307へ交換しました。
RUNSCOOT D307(DUNLOP)のレビュー
純正タイヤに特に不満無く、まったりPCXに乗っているので街乗りや普段使いを想定したレビューと思ってください。
グリップ感は純正タイヤと明確な差はなく、加速も違和感を感じません。強いて言うなら、コンパウンドが新しいので路面のギャップが柔らかく感じます。
リアがきれいなRに戻ったことで旋回性が上がりました。走っているときより、低速での取り回し時にすぐに分かります。わずかな体重移動ですっと曲がります。
タイヤのフチに葉っぱのマークが付いています。店員さんに言われるまで気づきませんでした。
純正にあまり不満が無ければ、D307はコスパの良いタイヤです。タイミングによりますが、工賃込みで14,800円で交換できました。耐久性についてはまだ交換したばかりなので不明ですが10,000km持てば十分リピートできそうです。