国道42号と259号が伊良湖岬へのメインルートになります。しかし、メインルートだけでは海岸線に沿って走り続けることができません。脇道を使って海岸線を楽しめるルートをが無いか地図で確認しながら実際に走ってみました。
国道42号を直進しながら田舎の風情を楽しむ
出発点から国道42号を利用して進みます。国道259号より国道42号の方が見晴らしの良いポイントが多いためです。国道42号は直線が多いけど、畑で育つトマトやキャベツなどの匂いなど、バイクで田舎道を走る楽しみを思い出させてくれます。
道中スプリンクラーがところどころ道路まで。自転車だと突っ込みたくなりますが、洗車後だと思わずイラッとしてしまうことも(笑)
ビューホテル近くに停車スポット
伊良湖ビューホテルの近くは休憩所や駐車できるスポットがあります。国道42号の気持ちいい部分はここに集約していると言えるでしょう。まず、初めにみえるのが日出の石門の案内のある駐車場です。
日出の石門の駐車場から少し西側へ進むともう1つ駐車場があります。ここから半島を見渡すことができます。
しっかり晴れれば絶景になりそうです!
本当に真っすぐ続く道が多いのですが、勾配があるおかげで退屈せずに走ることができます。
休暇村に向かう脇道がおすすめ
国道42号から259号に変わってすぐある信号「宮下」を左折すると、渥美湾を一望できる道路があります。伊良湖ツーリングで是非一緒に計画してほしいところです。
視界を遮るものがほとんどなく長いストレートが続きます。海と脇にある木々とのコントラストがバイクを快走させてくれます。
写真より実際に走ってもらった方が直線の味わいが伝わりそうです。天気もよく風はほぼ無しで走ることができました。
藤原古墳群の近くに風力発電が4基並んでいます。この辺から先は道路でなく堤防となりそうなので、引き返して別ルートを探してみました。
途中うろうろ道に迷いスマホで地図を確認していたときの様子です。脇道を積極的に攻めて行けるのがツーリングの面白さです。
県道421号は景観少なめ!発電所好きな人向き
地図上だと景色が良さそうと期待したけど、想像より建物など障害物が多くてほとんど景観を楽しめなかったのが県道421号です。北上すると渥美火力所があります。
進み続けると道路でなく、農林水産省管轄の堤防のため事実上行き止まりでした。元のルートへ引き返している途中に火力発電所のパイプラインを発見!
海を見るためだとバイクから降りて歩くことが多くなりそうです。正直発電所好きな人以外は、行く価値は少なめです。
県道2号で海岸に少しでも近く走り続ける
帰路は途中まで国道259号を使います。国道259号は一部海岸からはずれるので、1本道を外したりして少し遠回りすればより海岸の景色を楽しめます。
「馬草口」の信号で左折し、県道2号をで豊橋方面へ向かいます。県道2号は所々に高低差があって半島の輪郭を見やすいです。
白谷海岸の辺りです。蒲郡や内陸が見えますが夕方だと若干見づらいかもしれません。
ちょうど白谷の信号付近から蔵王山が見えます。
まとめ
渥美をぐるっと周りそのまま帰るのに半日近くでした。寄り道が多かったので想像より時間がかかりました。
もし、渥美半島を1周走りこむとなるとスケジュールに半日以上余裕を見ておくとゆっくり走れそうです。観光など歩きや蔵王山と組み合わせるならば1日で十分かもしれません。
王道ルートだけでなく自分で面白そうと思ったコース探しは失敗もありますがこういう経験こそ記憶に残りやすいです。是非面白い道を探して走ってみてください。
今回のツーリング距離は235kmでした。