日本百名山の1つである標高1377mの伊吹山。伊吹山ドライブウェイは麓にある料金ゲートから伊吹山9合目付近にあるスカイテラス駐車場(標高1,260m)まで駆け上がる全長17kmの有料道路です。
利用料金は自動二輪車(往復分、125cc以下は利用不可)で2,160円と比較的高めです。しかし絶景を調査したいなら行くしかないと思い立ち、週末に行ってみました。
名古屋からR23を通って桑名方面へ向かうためにR258へ。そのまま北上し、道の駅『月光の里 南濃』で休憩。
近くには水晶の湯という南濃の温泉があり、休憩場所として足湯サービスがありました。
タオルを持ち合わせて無いため、足湯は断念して出発します。県道56号から養老を通過し、R365で伊吹山を目指して走っていきます。
走りやすい季節になったためか、道中たくさんのライダーを見かけました。伊吹山口の交差点から料金ゲートへ向かうと早速看板が有ります。
ぶらり停車しつつ、景色と走りを楽しむ
料金ゲートをくぐると早速こんな看板が…
幸い(?)にも鹿と遭遇することは一度も無かったです。実際走ってみた感想として、17kmのコース全てにおいて路面状況がすごく良かったです。高い料金(2,160円)ですが走りやすい道路を維持するために出費があるのは仕方ないかなと思います。
ドライブウェイに沿って所々に待避所(避難所)と表示されたスペースがあるので、景色を楽しみながら走ることができます。
伊吹山ドライブウェイの見所は公式サイト で確認できるけど、コースの特徴を説明する場合は全長17kmをスタート(料金ゲート)からゴール(スカイテラス駐車場)までを大きく二つに分けることができます。
スタート(料金ゲート)〜12km地点
森の中を走る感じ。勾配のあり坂道とタイトなS字カーブが連発する。崖や木が生い茂っていたり、カーブの先を見通すことのできないブラインドコーナーが多いです。
待避所の路面はガタつきはあるけど、肝心の走行コース上は良好です。
12km〜ゴール(スカイテラス駐車場)地点
スタートから12km地点にある上平寺峠には、少し大きめの駐車スペースがあります。入口付近には目印となる芭蕉の石碑があります。
山頂を覆う雲が少し気がかりです。。。
ここから山頂にかけて、絶景が徐々に広がってきます。
スカイテラス駐車場付近ではバードウォッチングを楽しむ人たちが結構多くいました。心配していた景色も、見渡すことができました。
スカイテラス伊吹山
ドライブウェイ終点には売店とレストランを備えたスカイテラス伊吹山があり、お手洗い(協力金制)と眺望を楽しむ展望テラス・展望階段もあります。山の上は平地(名古屋:32℃)と比べて昼間も22℃と涼しくインナーに長袖をきておいて良かったです。
走ることに集中し過ぎて朝から何も食べてなかったので、昼ごはんはスカイテラス伊吹山で食べることに。
注文したのは伊吹そば(山菜)、値段は870円です。伊吹山麗はそば発祥と言われているようです。売店にあった限定食の伊吹山大福餅。
控えめなきなこの甘さで普段デザートを食べない私でもおいしくいただけました。スカイテラス隣にある登山道では、たくさんの人が山頂を目指して歩いていました。
昼過ぎに帰るころには天気もカラッと晴れ、より遠くまで景色が見えるようになってくれました。
山の気温は涼しくこの時期は走りやすい天候です。ドライブウェイを2往復してみました。
下山すると気温は32℃。着ていたインナーをカバンの中に詰めてそのまま帰路へ。
今回のツーリング距離は212kmでした。